大学院に行くか就職するか迷っている
私は今、社会人一年目をしています。社会人1年目の今だからこそ大学院に行ってよかったと思っています。
この記事では大学院に行ってよかったことを紹介します。
この記事を読めば、迷っているあなたも大学院に行くメリットがわかるので是非一読してください。
今、就職活動をしているのであれば続けて、もし自分の行きたいところに内定が出れば行ってください。
しかし、自分の行きたい会社がなければぜひ大学院に行くべきです。
それでは大学院に行ってよかったことを紹介します。
大学院に行ってよかったこと10選
就職を遅らせることができる
大学院に行けば最低2年間は大学に通います。
24歳まで大学生として過ごすことができます。
働きたくない人はぜひ大学院に行ってください。
そんな理由でもいいと思います。
働きたくなければどこで働いてもモチベーションが上がらないからです。
2年ぐらい就活を先延ばしにしても40年以上は働くことになるので関係ないですね。
就職に有利
理系は「専門性が高い」ので研究開発などの専門性が必要な企業からの需要が高くて就活に有利です。
4年生の1年間だけの研究では専門性は身に付きません。
研究職などにつくことも難しいです。
しかし、大学院に進学すれば2年もしくは4年生からの3年間同じ分野の研究をすることになります。
そうすれば「強い専門性」が身について就活で強くアピールできます。
また、大学院生になると教授推薦を使ったりすることで就活に有利になります。
生涯収入が大学卒よりも圧倒的に高い
大学院卒 | 大学卒 | |
男性 | 3億4009万円 | 2億9163万円 |
女性 | 3億1019万円 | 1億6685万円 |
男女ともに大学院卒のほうが5000万円近く稼ぐことができます。
大学院に行けば特定の分野に関して専門的な能力や研究スキルが得られます。
そのため、専門的な仕事において貴重な存在として扱われることから生涯年収が高くなります。
大学生を満喫できる
社会人になってみて感じることは休みが少ないことです。
お盆や年末年始でも長くて1週間ほどしかありません。
しかし、大学生であれば最低でも2週間はあります。
2週間もあれば海外旅行に行ったり、国内旅行に行ったりできます。
長期休みがなければいけないところに行ってみてください。
ぜひ参考にしてみてください。
人脈が広がる
理系は4年生から研究室に配属されます。
配属されれば学部4年生、大学院1年生、2年生、博士後期課程の方などたくさんの人が在籍しています。
僕の研究室は3学年で25人いました。
そこで3年間在籍すれば、いろいろな人とのかかわりが増えて人脈が広がります。
自分の専門性が深まる
大学院に入れば、最低2年間は自分の研究をすることができます。
その2年間で学会に出たり、論文を読んだりとすることで自分の専門性がより深まります。
たくさんのスキルが身につく
プレゼンテーションスキル
大学院に入れば、学会に出る機会が増えます。
僕は2年間で3度の学会発表に参加することで人前で発表することにも慣れてプレゼン能力も鍛えられました。
学会発表に出れば発表練習をしたり研究内容をパワーポイントにまとめなければなりません。
学会に出るたびに経験できるので自然とプレゼンテーションの能力が身についていきます。
学会前は何度も発表練習をしてプレゼン能力を磨きましょう。
問題解決能力
大学院に入って研究をしていれば様々な問題に直面します。
そんなときに必死に解決策を考えれば問題解決能力がどんどんとついていきます。
社会人になっても問題を解決する場面が多くて大学院で得たことを生かして必死に対処しています。
文章力
報告書や卒業論文を書いたりすることで文章力は自然とついていきます。
先生や先輩に添削してもらうことでさらに文章力がつくのでぜひ頼んでみてください。
卒業論文では1万字以上は書きました。
後輩の文章を添削することも勉強になるのでやってみてください。
僕は何度も添削されたり、たくさんの文章を書いてきたので書くことに対してそれほど苦ではなくなりました。
メールのやりとり
学部生の頃はメールをする場面はありません。
研究室に配属されればメールを送る場面は多々あります。
大学生のうちにメールで使う用語などに慣れていれば社会人でもスムーズにメールを送ることができます。
大学院でメールを送る際は場面ごとにどのような言葉を使えばよいかを調べていました。
規則正しい生活
研究室によってはコアタイムが設けられていて研究室にいなければいけない時間があります。
平日に決まった時間に大学に行くことで規則正しい生活を送れるようになります。
社会人になる前に規則正しい生活に慣れていれば、よりよいスタートが切れます。
僕は9時から17時までがコアタイムだったので、社会人になってからの生活にもすぐに慣れることができました。
まとめ
今回は理系大学院に行ってよかったことについて紹介しました。
以下にまとめます。
これらのメリットを得たい人はぜひ大学院に行ってください。
今回は以上です。
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